医療機関社会福祉法人 聖隷福祉事業団 総合病院 聖隷三方原病院

更新日時 2009年10月14日

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チーム医療実現には協調性が特に重要です

チーム医療実現には協調性が特に重要です

今回の工事ではプライバシーの重視を謳い、随所に配慮しています

今回の工事ではプライバシーの重視を謳い、随所に配慮しています

荻野 和功 院長

当院では現在、2010年春に最終完成の改修工事を進めています。現在は第一期工事で完成した救急棟、2008年3月竣工のF号館、同12月プラザ棟と工事全体の7割まで完了しました。

この工事により病院機能として改善したのはまず免震構造としたこと。当院は災害拠点病院ですから、遠方での災害発生時には応援部隊を派遣し、逆に浜松地区が災害の被害を受けたときには、被災した住民の方々を災害の及んでいない地域の病院まで搬送する救急援護活動を出来る限り行います。

今回の建て替えで当院の施設内の被害を最小限にとどめ、救急援護活動を行えるハードが完成したと言えます。

同時に当院は救命救急センターでもあるため、緊急を要する重症患者さんの受入れ体制の整備も進めております。今回の工事で新病棟屋上に常駐へリポートが完成したことによって、救急現場に於いて医療行為の開始までの時間が今まで以上に短縮されると予想しています。また、緊急処置を要する患者さんの搬入に際し、屋上のヘリポートから直接、専用エレベーターにて救急初療室や手術室への移動が可能となりました。すでに完成した救急初療室と併せて重症救急症例に高いレベルの医療を提供できると確信しています。

このようなことから、当院の医療はドクターヘリに代表される超急性期に特化したものと捉えられがちですが、急性期医療に続く医療も大事にしており、経営効率的には敬遠されがちでも地域の中では必要とされる医療を大切に育てています。たとえば結核病棟、リハビリ病棟、伝統のあるホスピス、精神病棟、重症心身障害児(者)施設(聖隷おおぞら療育センター)などが挙げられます。

当院の理念はキリスト教精神に基づいた「隣人愛」、苦しんで助けを求めてくる人がいれば、それを受け入れるという考えを持って努力を重ねています。

医療は一人で行えるものではありません。
若い先生には当院での豊富な症例を勉強して一日も早く自立した医師になっていただき、またベテランのドクターには多発性外傷などの診療で一つの科目でなく、多くの科目が参加する医療の現場でチームをまとめ、協調して医療を行える環境を今以上に構築していただきたいと希望しています。

そしてこの浜松地域全体の医療水準を上げ、地域の皆様により良い医療サービスを提供できる一翼を担っていきたいと思います。

プロフィール

1978年3月 神戸大学医学部卒業
1978年5月 神戸大学医学部附属病院
1979年1月 兵庫県立こども病院
   ~
1992年7月 聖隷三方原病院
2000年4月 聖隷三方原病院副院長就任
2003年4月 聖隷三方原病院 病院長就任
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