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長崎大学病院
2011年、長崎大学病院は、150周年を迎えました!若人に支持され続けて150年。これからも若手の育成に頑張ります!
【始まりは教育マインド】
当院は、日本初の西洋式病院としてポンペが開院し、若手の育成が最大の目的のひとつでした。
【全国トップ5の専門医研修(後期研修)】
大学病院間の相互連携による専門医の養成事業(文科省)で、Aランク(全国トップ5)となりました!
【専門研修サポートシステム】
医局だけではなく、医療教育開発センターがあなたの専門研修をサポート。8大学と連携、海外研修、最短での専門医修得、キャリアの透明化、経済的なサポート等、若手医師が勉強しやすい環境が整っています
【4年目以降の専門研修者が増えている訳】
オープンマインドな長崎の風土とキャリアを明確にした研修システムが人気です。卒後4年目以降の入局者も年々増え続けています。
【初期研修も人気】
初期研修医は年々増えており、国立大学病院では全国10位と人気です。救命やプライマリ研修にも力を入れています。新研修医室、24時間オープンのシミュレーションセンター、研修医専属コンシェルジュ、ハワイ大学短期留学制度、無料英会話教室・・・等々、抜群の学習環境。研修手当、住宅手当、無料駐車場(26台分)、損害保険を病院側が負担等の待遇改善も。
【約70%の医師が働きやすさを感じている】
当院の約400名に対するアンケート調査で、約70%の医師が“働きやすくなった”と答えています。その理由は、“若手医師の雑務軽減キャンペーン”が成功した為です。
【感染症、放射線治療、再生医療、地域医療の専門研修】
歴史と実績のある感染症分野の研究や臨床、最先端の設備を備え進化目覚ましい放射線治療、外科、形成外科等の再生医療、離島等での地域医療の分野の専門研修は、全国から研修希望者が集まっています。

病院長がリーダーシップを発揮する組織へ
片峰茂学長の就任以降、長崎大学では「志と覇気にあふれた若人が集う大学」、「世界に突出する大学」、「個性の際立つ地方総合大学」という方針の下、改革が開始され、長崎大学病院においてもその方針に沿った改革が進められました。長崎大学はさまざまな学部を有していますが、その中でも大学病院は大学全体の予算の半分を占め、大学病院の経営が大学全体の経営にも大きな影響を与えるという立ち位置にあります。そこで、大学病院の効率的かつ機動的な改革を推進するため、従来の職員選挙による病院長の決定プロセスを廃止し、学長が指名する病院担当理事が病院長を兼ね、大学全体の意向に基づき病院長がリーダーシップを発揮できる体制になりました。2009年4月からは、長崎大学病院と名称を変更、学部付属ではなく大学付属の病院となり、病院長が若手の人事を含め、院内の人事権を持つ体制へと変わりました。
そうした改革が目指す一番の目的は、若人が集う病院づくりです。2004年に開始した臨床研修制度により、医師を志す若い人は都市の医療機関へ集まる傾向が強くなり、当院をはじめとする地方の医療機関では若い人材に対する吸引力の欠如が大きな課題となっています。若手医師が集う、魅力ある病院づくりをするためには、理念はもちろんのこと、それを実現させるための資金が必要になります。そこで、私は就任後、まずは病院経営を盤石にすることに取り組みました。幸いにも、前病院長がさまざまな仕組みを築いておりましたので、その仕組みを120%活用しながら、職員が忙しいながらもやりがいを持ち、嬉々として働ける組織や環境づくりに専念したのです。
若手が意欲をもって働ける環境づくり
医師や看護師が自分の専門分野に集中できるよう、その仕事をサポートする人材を多数採用しました。その結果、かなりの収益の伸びを実現することに成功しました。病院長就任後、1年間で20億円の伸びとなり、これは国立大学中でもトップクラスの伸び率となっています。そうして得た資金を活用し、若い人材が魅力を感じる組織づくりに着手していったのです。医師が雑用などで本来注力すべき医療業務に支障をきたすことのないよう、多様なコメディカル職種を採用するなどの施策を実行しています。また、多くの患者様に集まっていただけるよう、接遇などの考え方を取り入れ、意識改革を行うことで患者様に優しい大学病院へと生まれ変わったことも特筆すべき点です。
救命救急センターの設立も、こうした改革の一環です。長崎県は、県庁所在地に救命救急センターを持たない全国でも最後の県でした。そこで、2010年4月に救命救急センターを開設し、24時間365日、救急の専門ドクターが診療可能な体制を構築しました。救急は、研修の必修科目ともなっています。また、病院の定員は文部科学省が定めていますが、毎年、削減傾向にあります。そこで当院では、独自の教員ポジションを設置しました。これは病院が給与や退職金を支払う仕組みで、待遇面でもこれまでの教員職となんら変わりがありません。2010年度は教員を50名増やし、若手が魅力あるポジションで働ける環境を実現しました。
独自性を強化し、さらに社会へ貢献していく
さらに、当院の改革の一つとして、DPCの導入についてもご紹介したいと思います。大学病院としての当院の機能は、第一に急性期病院として重症で緊急性を要する患者様の診療をすることです。そうした患者様を診療する上で、DPCは大変利用価値が高いものとなっています。DPCの一番のメリットは情報公開です。どこの病院がどういった医療をしているのか、どれだけの高度な医療を提供できているのかが記録され、指標に即したデータとして公表されます。全体の中での当院の立ち位置が分かり、優れた病院を目標にすることもできる点で、DPCは素晴らしい指標ではないかと考えています。全国の国立大学病院長会議でも、大学の付属病院が将来的にどういったグランドデザイン、理念を持って運営していくのか、一般病院とは異なる独自性をしっかり作り込み、それを社会に認めていただけるよう、DPCのような指標を50項目程度設定する方向で動いています。DPCによる病院経営や運営の可視化以外にも、大学病院としての理念のもとに、地域医療を担う最後の砦として社会に貢献していくこと、地域に入り込んで確固たる信頼関係を築きあげていくことが、私たちの重要な使命だと考えています。
このような改革を続ける当院では、若い人材を心よりお待ちしています。若いときは、多少のリスクはいとわず、チャレンジ精神と冒険心を持っていただきたいと思っています。思い描くような医師にすぐにはなれなくても、人生の岐路に立った時、冒険心とチャレンジ精神を持って臨めば人生は変わってきます。当院では、そうした若手医師の意欲を応援し、さらに可能性を広げる環境をこれからもつくり続けていきます。
河野 茂長崎大学医学部
- 1974年
- 長崎大学医学部を卒業後、第二内科に入局
- 1980年
- 長崎大学大学院(病理学)を卒業
- 1980年~
- 米国ニューメキシコ州立大学医学部病理学教室に留学
- 1990年~
- 長崎大学医学部第二内科講師
- 1993年~
- 米国NIH NIAIDに留学
- 1996年~
- 長崎大学医学部第二内科教授
- 2005年 4月
- 長崎大学医学部・歯学部附属病院 副院長就任
- 2006年 4月
- 長崎大学医学部 医学部長就任
- 2009年 4月
- 長崎大学病院 院長就任

- 医療機関名称
- 長崎大学病院
- 住所
- 〒852-8501
長崎県長崎市坂本1丁目7番1号 - 交通・アクセス
- 大学病院前バス停より徒歩1分
大学病院前電停より徒歩8分 - 設立年
- 1861年9月
- 院長名
- 河野 茂
- 施設形態
- 病院
- 救急指定
- 3次
- 病床数
- 826床
- 職員数
- 1084名 (平成21年5月1日現在)
- 患者数
- 外来患者数 1258名
入院患者数 711名 - 看護基準
- 7:1
- ▼長崎大学病院
- http://www.mh.nagasaki-u.ac.jp/index.html
- ▼長崎大学病院 医療教育開発センター
(医師育成キャリア支援室) - http://www.mh.nagasaki-u.ac.jp/kaihatu/






