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「眼科」の年収について

眼科の平均年収
1,410万円
(医師募集案件の平均年収
約1,454万円)
(医師の平均年収
約1,240万円)

※診療科の平均年収と募集案件の平均年収は1万件以上のMediGate医師募集案件から算出
※医師の平均年収は「厚生労働省 平成28年 賃金構造基本統計調査の統計データ」を参照

「眼科」の年収は、医師全体の募集案件の平均年収よりも若干低くなっています。
募集年収は1,200万円~1,600万円の範囲が多く、当直や拘束が少ないことを考えると満足度の高い収入を得ることができる診療科と言えるでしょう。
「眼科」は年収が高いイメージがありますが、それは眼科の開業医が多いという理由からであり、勤務医としての年収は医師全体の平均に近い値となります。医療機関によって得意な眼科症例や患者数が異なるため、医療機関が望むスキルを有している場合や、手術経験豊富な眼科医は高額年収も可能です。

※この記事はMediGate編集部によって各診療科の特徴や年収の概要をまとめたものであり、実際の診療科での職務や年収は各医療機関によって異なります。記事内容については医師の方々が転職やキャリアを考える際の参考としてお考えください。

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医療機関 社会医療法人 弘道会 なにわ生野病院 更新日時:2018年07月11日

医療機関 医療法人 豊隆会 ちくさ病院 更新日時:2018年04月02日

法人・グループ 福岡刑務所医務部診療所 更新日時:2018年03月27日

08 「眼科」を知る

視力の低下は人間のQOLにとって障害となり、両眼失明は、生命保険では死亡と同等の保険金が支払われるほど重大なことです。「眼科」は失明を防ぎ、眼の健康を保持し、その役割は命を守るのと同じように重要なものとなります。
患者は未熟児網膜症の新生児から白内障の高齢者まで幅広いのが特徴であり、周産期異常、染色体異常、代謝異常、糖尿病、神経、循環器、血液、内分泌、皮膚などの疾患とも深く関わるため、全身疾患の知識も必要とします。
「眼科」には豊富な専門分野があり、眼瞼・形成、角膜、網膜硝子体、神経眼下、屈折矯正、白内障、緑内障、弱視斜視、ロービジョンケア、小児眼科、眼炎症、眼腫瘍など、眼科専門医取得後にさまざまな分野のスペシャリストを目指すことができます。

高齢化により眼科疾患はますます増加

高齢化社会によって、白内障や緑内障、糖尿病網膜症や加齢黄班変性などの眼科疾患が増加しています。昨今では、コンタクトレンズ利用者の定期健診や、スギ花粉などによるアレルギー性結膜炎(花粉症)、パソコンやスマートフォンの普及などによる眼精疲労、ドライアイの患者が増加傾向にあり、視覚障害の有病者は2007年が約160万人であったのに対して、2030年には200万人に増加すると予測されています。さらに、「眼科」における代表的な白内障手術は日本で年間約100万件行われており、高齢化により今後も患者は増え続けていくことは間違いありません。
またレーザー矯正治療など、「眼科」の技術進歩は目覚ましく、失明の回避だけでなく視覚の質も追究されるようになってきました。近年ではiPS細胞を用いた臨床試験も注目されており、「眼科」は今後の発展が大きく期待される診療科です。

働き方のバラエティーが豊富な診療科

「眼科」は、救急や緊急手術がほとんどなく、他の診療科に比べて拘束時間が少ないのが特徴的です。また「眼科」には豊富な専門分野があるため職場の選択肢が広いことも魅力です。メガネやコンタクトレンズによる視力矯正や、ロービジョンの患者に視覚のリハビリテーションを提供し、患者の視覚の質(QOV)向上を図るなどの働き方もあります。また、技術進歩が目覚ましいため研究分野においても活躍が期待できる診療科であり、適性に合わせて幅広い選択肢から進路を選択することができます。
また、日本眼科学会の医師会員の約40%が女性医師であり、「眼科」では出産や子育て、介護などによりキャリアの中断があっても、復職などのサポート体制が確立されている医療機関が多いのも特徴です。ワークライフバランスを重視した働き方も可能であり、ライフイベントのある女性医師にとっても働きやすい診療科であると言えます。

転職には専門医資格や手術スキルが必須

「眼科」における求人数は他科と比較して平均的ですが、大学病院、市中病院、眼科専門病院、眼科クリニックなど、求人の幅は広くなっています。ただし、コンタクト関連に関しては近年診療報酬の改定があったこともあり減少しており、募集があってもすぐに人材が確保されることが多く、コンタクト関連を希望する医師は常に求人をチェックすることをお勧めします。また、「眼科」の専門病院自体も多くないため、求人枠に対して希望者が多く、競争率の高い診療科であると言えます。
しかし、「眼科」では経験者を中心に募集しているため、専門医を取得し、症例を多く積んだ経験豊富な医師にとっては転職しやすい分野です。特に白内障手術、緑内障手術、レーシックなどの手術を行っている医療施設は多く、眼科専門医や手術スキルの高い眼科医が求められています。

眼科専門医について

眼科専門医は、眼科に関する知識と技術が規定の水準に達したことを日本眼科学会が認定した医師であり、日本眼科学会が認定した研修施設で一定期間、眼科に関する検査、治療、手術などの研修を受けて修了することが必要です。また、研究の成果となる論文発表や学会発表などの条件を満たしてはじめて、認定試験を受験することができます。試験は眼科全般にわたる知識を問う筆記試験とともに口頭試問も行われ、約4割の方が不合格となる試験に合格しなければ、眼科専門医には認定されません。眼は脳の出先器官といわれるほど複雑な臓器で、専門的な分野です。眼科専門医の資格を持っていても収入(診療報酬)が増えるわけではありませんが、自らに厳しい条件を課し、資格を維持している眼科専門医であることは、患者が眼科を受診する際のひとつの目安になります。

【受験資格】

  1. (1)日本眼科学会及び日本眼科医会の会員である者。
  2. (2)第9条に規定する施設において、施行細則で定める研修内容により5年以上眼科臨床を研修した者。あるいは厚生労働省の定める卒後臨床研修(2年間)終了後、第9条に規定する施設において施行細則で定める研修内容により4年以上眼科臨床を研修した者。すなわち卒後臨床研修を含め6年以上の臨床経験を終了した者。

眼科専門医について、詳しくは日本眼科学会のホームページをご確認ください。http://www.nichigan.or.jp/index.jsp

※専門医資格については、各学会や日本専門医機構からの情報(2017年10月時点)を抜粋・参考にしていますが、内容を保証するものではありません。新専門医制度の発足によって、更新条件の変更なども発生しており、また、今後も研修内容、受験資格、更新条件の追加変更も予測されます。専門医については必ず各学会や日本専門医機構のホームページをご確認ください。

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