「麻酔科」の年収について
- 麻酔科の平均年収
- 約1,406万円
- (医師募集案件の平均年収
- 約1,454万円)
- (医師の平均年収
- 約1,240万円)
※診療科の平均年収と募集案件の平均年収はMediGate1万件以上の医師募集案件から算出
※医師の平均年収は「厚生労働省 平成28年 賃金構造基本統計調査の統計データ」を参照
「麻酔科」の平均年収は、医師全体の募集案件の平均年収と比較して若干低い傾向にあります。これは女性医師の比率が高く(厚生労働省の2014年 医師・歯科医師・薬剤師調査によると女性医師の比率は、皮膚科の46%に続いて、麻酔科は2位の38%)、子育てなどによる時短勤務や当直なし、救急対応なし、外来中心(ペインクリニックなど)による勤務形態によって年収が低く抑えられているからだと考えられます。
「麻酔科」の求人募集は多く、他科と比較して個々の希望に適した求人を探しやすいと言えるでしょう。また、全国どの医療機関でも収入面において高待遇で迎え入れられる傾向があり、常勤なら募集年収は1,500万円~2,000万円と高い範囲で、特に医療資源の不足している地方などでは年収が2,000万円以上と高額になるケースもあります。
※この記事はMediGate編集部によって各診療科の特徴や年収の概要をまとめたものであり、実際の診療科での職務や年収は各医療機関によって異なります。記事内容については医師の方々が転職やキャリアを考える際の参考としてお考えください。