医師のワークスタイル

臨床現場以外にもある!医師免許を活かせる働き方

臨床現場以外にもある!医師免許を活かせる働き方

医師免許を取得した後の進路は臨床現場だけに限りません。医療機関以外にも様々な働き方が考えられます。どのような働き方があるのか確認してみましょう。

医療分野の研究に従事する「研究医」

ここでいう「研究医」とは臨床医学の研究ではなく、大学や研究機関に所属して基礎医学の研究を主としている医師を指します。

もちろん、臨床研究という言葉通り、臨床医も研究を行っていますが、研究に専念しているかどうかという意味で、臨床医と研究医は異なります。研究医の主な使命は、現在、治療の手立てがない病気の発生メカニズムや原因の解明、治療方法を確立することです。数年単位の根気がいる仕事ですが、将来の医学に貢献できるやりがいがあるでしょう。

医系技官として国家公務員になる

防衛大学卒業であれば、臨床医のひとつとキャリアとして自衛隊内の防衛医官として働くことがあります。

他にも、国家公務員としての医師の働き方に、「医系技官」というものがあります。医系技官は、医師の観点を活かして政策立案に関わる仕事です。医師免許、もしくは歯科医師免許を所持していることが要件で、専門知識を活かして行政職として社会に貢献できます。

仕事の多くはデスクワークになり、ヒアリングやデータの収集、国会審議などを通して制度づくりに携わります。厚生労働省に属する形となり、制度整備の面から医療の現場をより良いものにしたい、という方に向いた働き方です。

公務員として保健所で働くケース

保健所における医師免許のあり方についてはたびたび議論が行われていますが、2016年現在では「医師免許所持者を職員としておくこと」が義務づけられています。

保健所の仕事は多岐にわたります。HIV検査を含む無料相談、感染症の予防接種、訪問指導などのサービスに加え、各機関を管理するのも保健所の仕事。飲食店や興行場、美容院などの営業許可や立ち入り検査のほか、病院への立ち入り調査も行っています。医療的な側面を持つ仕事であることから、医師免許所有者がいることが必須となります。

警察の捜査に関わる法医学者の働き方

法医学者とは、犯罪捜査や医療訴訟など法律に関わる医学的な問題を扱い、医学的・自然科学的な観点で調査・研究する医師です。

法医学=司法解剖と認識されることが多いですが、医療事故の場合、司法解剖や病理組織診断のほか、薬物検査・DNS検査・画像診断・状況調査などの結果を総合して判定します。事件の可能性がある場合や死因が分からない場合、遺体を解剖することで、現場の物証では分からなかった死因などの解明に尽力します。
このように死因を解き明かすことが法医学者の仕事です。

医師免許を活かしたそのほかの働き方

番外編としては、ライター・監修者としての働き方も近年注目されています。医療の専門家から発信する一般人に向けた情報は価値が高いことから、多くの医師免許取得者が専業・副業として執筆活動やアプリ開発等に従事しています。

医師免許を活かしたそのほかの働き方

臨床以外でも多岐にわたって活用できる医師免許。紹介したのはほんの一部ですが、医療の知識や経験はニーズが高いため、臨床のみならず年齢やライフイベントに合わせて活用の範囲を広げていけます。

最終更新(2018/06/12)


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